情報セキュリティリスク


迷惑メールは一日10件以上

総務省の迷惑メールの件数調査結果によると、自宅パソコンでの受信は、「1日に10通以上」が26.5%と最も多く、次いで「1日に2~4通」が20.8%、「1日に5~9通」が12.7%となっており、6割が1日に複数の迷惑メールを受信していることが分かる。携帯電話での受信は、「1日に10通以上」が25.1%、「1日に2~4通」が15.6%、「1日に5~9通」が11.9%となっている。また、スマートフォンにおいては、「1日に10通以上」が28.6%、「1日に2~4通」が19.3%、「1日に5~9通」が13.0%となっている。

迷惑メール一日件数

出所 総務省 H26年度情報通信白書

日本産業協会の迷惑メールの調査によると、2010年までは海外からの迷惑メールが主であったが、それ以降国内発の迷惑メールが増えてきている事が分かる。

国内外発迷惑メール数

出所 (一財)日本産業協会 迷惑メールの受信件数

迷惑メールはおいしいビジネス

迷惑メールがこれだけ問題になっているにも関わらず全く収まる気配がないのは、迷惑メールを送信する人にとって”おいしいビジネス”だからです。

迷惑メールを大量に送信しても費用がほとんどかからず、また手間も掛かりません。メールアドレスを業者から購入しそのデータを使ってプログラムにより大量に送付するやり方です。数千人に一人が誘導できるとして、毎日1億件以上も送信し続けている業者が月額1億円以上もの利益を上げたという事例がありました。名簿購入、プログラム設定、送付サーバー切替、料金の回収、これだけで毎月1億円以上もの利益を出すことがあるので、いつまで経っても犯行が止まないのだろうと思われます。

迷惑メール仕組み

実は単独犯ではない、分業し犯行に

先の説明のように、迷惑メール送信はビジネスとなっています。プロ化しており、名簿購入、プログラム設定、送付サーバー切替、料金の回収が分業化されています。例えば、メール送信者がボットネット(ウイルスに感染したPCであり不正にメールを送信する)を管理するクラッカーからボットネットの使用料金を支払い、大量の迷惑メールを送信するといったことを行っています。次回の送信は、別のボットネットを使用する事で犯行を分かり難くしています。

文字列をイメージで送信する

送信者は迷惑メールとして判断されないための工夫を行っている。メーラーやウイルス対策ソフトはメールの文面(テキスト)を読み取り、迷惑メールか判断し迷惑メールと判断したものは隔離するなどの処理を行います。

送信者はこの対策をかいくぐるために、送信メールを「画像化」してウイルス対策ソフトが分析できなくなるような工夫しており、迷惑メールと認識されず受信ボックスに保存されてしまいます。

コンタクト情報

Topics

Top