情報セキュリティリスク


USBにウイルスが

 システム開発会社のB社では社員間のデータのやり取りはUSBを使用しています。USBはほとんどのPCで使用可能なインターフェースであるので重宝しています。
そんなある日、Bさんは仕事が終わらず残業していましたが、終電が近くなったので残りの仕事をUSBに保存して自宅で残りの仕事をやろうとしました。自宅に帰ったBさんは自分のPCを開き会社のUSBを使用して残った仕事を終えました。次の日、USBを会社のPCに差ししばらく経った後で異変に気づきました。PCに保存しているファイルの全ての拡張子(doc、xls、exeなど)がすべてテキストファイル型(txt)に変更されていたのです。被害はBさんのPCだけに留まらずBさんが自宅に持ち帰ったUSBを使用した社員全員に及びました。
USBがウイルスに感染していたことが原因でした。自宅のPCがウイルスに感染しておりそのPCにUSBを差し込んだことで会社のUSBにウイルスが感染したようです。

USBにウイルスが

USB使用の危険性

機密情報を簡単に持ち出しできる

ほとんどのPCで使用できるインターフェイスであるため、機密情報を簡単に外部に持ち出しすることができます。専用ソフトを用いてファイルやHDDを暗号化することやUSBの使用に関してアクセス制限を設ける等の対策を行わないと防げません。この対策は会社のすべてのPC及びUSBで適用しなければ効果がないので中小企業では実行が難しいと思われます。

ウイルスに感染する

今回紹介したようにUSBを使用してみてはじめて気がつくウイルスもあります。単に拡張子が変更するだけであれば被害が少ないですが、ある日突然別のウイルスが発動しDDos攻撃に加担することもありえます。ウイルスに感染すると1種類だけでなく複数のウイルスに感染している恐れがあるので注意深く調査する必要があります。

利便性とセキュリティリスクには相関関係にある

 便利で使いやすいものにはそれに応じたセキュリティリスクがあります。特に経営者の方はUSBやフリーのクラウドサービスを利用する際に、そこから得られる利便性と情報漏洩・改ざんのリスクを天秤にかけ判断するようにしてください。
現場の社員の判断でUSBなどの媒体使用やウェブサービスの利用を任せているととりかえしのつかない被害を被る時があるので注意が必要です。便利なもの程、一歩後ろから俯瞰で眺めて考えるようにしてください。

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